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ヒロイン三国ファンタジー
第6章 6 中原逐鹿
 玄徳の寝台では甘夫人と糜夫人が待っており、玄徳を横たわらせきめ細やかな愛撫を始める。

「ああ、殿。こんなに肩が凝ってしまって」
「そうか。ここのところ緊張し通しで」
「お気の毒に、精一杯ご奉仕させていただきます」

 二人の夫人は玄徳に嫁いでから彼女の大らかさ、愛情の深さ、清らかな心に打たれ心から奉仕し仕えるようになった。
愛し合う二人は感謝の意味も込めて、関羽や張飛のいない一人寝をしている夜にこうして玄徳に奉仕するのだ。

 玄徳は驚いて最初は拒んだが、彼女たちは関羽と張飛のように契りを結びたいと願いそれを受け入れた。

「あたくし達は義姉妹ですわ。ねえ糜夫人」
「ええ、甘夫人」

 男たちと違う繊細な愛撫は玄徳を甘く疼かせる。

「あ、も、だ、め」
「ああ、殿。どうぞ我慢なさらずに」

 ちゅうっと甘夫人は花芽を吸いあげ、二本の指を中で螺旋を描くように動かす。その間、糜夫人は儚い玄徳の乳房に、自身の豊かな乳房を押しあて、突起同士をこすり合わせる。
 終わりのない優しい快楽で夫人たちは玄徳の心と身体を解きほぐしていくのであった。
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