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Let’s eat
第2章 つまみ食い

「ねぇ、俺にキスされてナニ考えてたの?」
「それ、聞くんですか?」
わざわざ聞かなくてもこの状況からわかるのに、あえて聞く辺り本当に意地が悪い。
「言わないなら退かなーい」
無邪気に言いながらまた腰を揺らし始める。
じれったく感じるようにゆっくり腰を押し付けて煽ってくる。
「裕也さん!」
思わず押し返そうと裕也の肩を掴んだら逆に手を掴まれ壁に縫い付けられた。
見た目は華奢な少年なのに、ヴァンパイアだけあって次郎が振りほどける力じゃない。
そのまま体を密着させ、唇が触れるか触れないかの距離まで顔が近くなる。
「ねぇ、言ってよ」
喋るだけでも吐息が、唇が微かに触れてくすぐったい。
こんな状態がずっと続いたらたまったものじゃない。
「…裕也さんに口で、されてるのを…考えて…」
「何をされてるのを?キス?」
「そうじゃなくて…」
恥ずかしくて裕也の顔がまともに見れない。
視線をそらすと手が伸びてきて、指先でつい、と頬を押され顔を合わされる。
「俺のこと見ながら言ってよ」
無邪気な顔で言うことがS過ぎる。もう自棄だ。
「裕也さんの唇で…」
柔らかそうな唇を指でつぅ…と撫でる。
この中に入れたい。
「俺のを咥えて…」
「うん」
添えていた指が裕也の唇に咥えられる。
して欲しいと思ったことがすぐに現実になる。
舌で包み込まれ唇に扱かれる。
「舌で撫でられて、しゃぶられたい…」
喉がゴクリとなって熱を含んだ吐息が漏れた。
「それ、聞くんですか?」
わざわざ聞かなくてもこの状況からわかるのに、あえて聞く辺り本当に意地が悪い。
「言わないなら退かなーい」
無邪気に言いながらまた腰を揺らし始める。
じれったく感じるようにゆっくり腰を押し付けて煽ってくる。
「裕也さん!」
思わず押し返そうと裕也の肩を掴んだら逆に手を掴まれ壁に縫い付けられた。
見た目は華奢な少年なのに、ヴァンパイアだけあって次郎が振りほどける力じゃない。
そのまま体を密着させ、唇が触れるか触れないかの距離まで顔が近くなる。
「ねぇ、言ってよ」
喋るだけでも吐息が、唇が微かに触れてくすぐったい。
こんな状態がずっと続いたらたまったものじゃない。
「…裕也さんに口で、されてるのを…考えて…」
「何をされてるのを?キス?」
「そうじゃなくて…」
恥ずかしくて裕也の顔がまともに見れない。
視線をそらすと手が伸びてきて、指先でつい、と頬を押され顔を合わされる。
「俺のこと見ながら言ってよ」
無邪気な顔で言うことがS過ぎる。もう自棄だ。
「裕也さんの唇で…」
柔らかそうな唇を指でつぅ…と撫でる。
この中に入れたい。
「俺のを咥えて…」
「うん」
添えていた指が裕也の唇に咥えられる。
して欲しいと思ったことがすぐに現実になる。
舌で包み込まれ唇に扱かれる。
「舌で撫でられて、しゃぶられたい…」
喉がゴクリとなって熱を含んだ吐息が漏れた。

