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溶かされてみる?
第16章 刺激的なクリスマス

「でね〜今日さ…と遊んでたらね!」
「あ、彰ちょっと醤油貸してくれ」
「今日のオムレツおいしいですね」
待ちに待った…晩御飯の時間…
あたし達はいつも通りご飯を食べていた。
予定聞かなきゃとは思ったけど…
いきなりクリスマスの予定聞くのっておかしくない!!?
みんな誰かと過ごすかもしれないわけだし…
それに今誰もクリスマスとかそんな話してないよ…
あたしは1人でぐるぐるぐるぐる考えていた。
「恋、何かあったか??」
彰さんが心配そうな顔であたしに聞く。
「体調悪いのか?」
暁翔さんもあたしを見ながら聞く。
「え、いや!そ、そんなことないですよ!」
「怪し〜」
「わ!!」
皐君があたしのおでこに自分のおでこをくっつけ
「ん〜熱はないみたいだね」
あたしの目の前にはカッコ可愛い皐君の顔がドアップの状態である。
「あれ、熱上がってきた?」
「そんなことないです!!!!」
急いであたしは皐君から顔を離す。
ね、ねねね熱なくてもあんなのされたら、上がるわ!!
あたしは心の中で皐君にツッコミながら火照る顔を冷ます。
「どうしたんですか本当に」
遠哉さんがあたしの頭を撫でながらたずねる。
やばい、このままじゃあたし体調不良の設定になっちゃう…
黙ったまんまだったら余計な心配かけちゃうよ!
そう思いあたしは緊張しつつも、言いたかったことを話そうとみんなに顔を向ける。

