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溶かされてみる?
第16章 刺激的なクリスマス
「恋」
扉を開けお風呂に向かおうとしていたあたしの背後から声が聞こえた。

「と、遠哉さん…」
後ろを振り返るとピクリとも笑っていない遠哉さんがたっていた。
「その格好は…」
「格好…??」

!!!!

慌てて出て忘れていた。
着崩れたサンタ服を見に纏うあたしは、間違えなく情事の後とあっさりわかるような状態だった。

「あっこ、これはその…」
遠哉さんなんか怒ってるし…!
どうしようこれどうしたらいいんだろ!!

「お風呂に入るんですか?」
さっきのはりつめた雰囲気はなくなり、いつもの遠哉さんがあたしに聞く。
「はっ!はい…」
勘違い…?さっきまで怒ってた感じだったのに。
あたしは考えすぎてうまく笑えず、苦し紛れの笑いを浮かべつつ遠哉さんに返事をする。

「そうですか。ちょうど良かったです私もなんですよ」
「そうなんですか…はは奇遇ですね…わわわッ」
笑うあたしの手を取り、遠哉さんはあたしをお風呂場へと連れて行く。

ガチャッ!!
ドサッ!
「きゃッ…!」

入ったや否や、あたしは強引に脱衣所の壁に張り付けられる。
「黎泱は優しかったですか」
まるで獲物を捕らえるかのような瞳で遠哉さんはあたしの目を見る。
「な、なにを…」
やっぱり何か怒ってる…
「私がどんな気持ちで一夜を明けたか、恋は知らないでしょう?」
遠哉さんはあたしの両手を自分の左手でまとめて壁にくくりつけ、右手であたしの身体を服の上からなぞる。

「ん…ッ…やぁ…」
「そんな甘い声…黎泱にも聞かせたんですか」
「やっ…あぁ…」
あたしの止める声も虚しく、遠哉さんは首筋に顔をうずめて口付ける。

「とおく…ンッ…」
くすぐったくてもどかしくて、そんな甘い痺れにあたしは抗えなくなる。
「恋…」
「はっ…んぁ…ッ…」
時折耳元であたしの名前を呼び、遠哉さんは華奢な指であたしの身体を虐めて行く。
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