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僕の妻は性奴隷だった……
第22章 僕の身体と欲望
僕は梨花に話していないことがある。
言ってもいいとは思うけれど、
なんとなく言わないで時間が過ぎて
しまっていた。
あの日から、もう一年が過ぎようと
していた……
『梨花……あのコテージの日から、1年って
早いなぁ』
『今までの結婚生活でいちばん濃い一年
ですね……』
『梨花は後悔してない?』
『してませんよ』
『今日はちょっと人と会うから、遅くなる
かもしれないよ』
『はい……』
今日は少し前に露出させた時に
見学に来てくれたご夫婦の家に
行く事になっていた。
僕だけで行くのは、梨花の前では
あまり話したくない事もあったからだ。
聞いていた住所に着くと、
立派な家だった。庭も広くて
ご夫婦は子供も居なくて二人で
暮らしているらしい。