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僕の妻は性奴隷だった……
第24章 家族
『けんちゃん……ごめん。急ぎすぎたね』
『大丈夫だよ……少し梨花は悩んで
ウロウロしてるかもしれないけど
ちゃんと帰ってくるよ』
役所まではそんなに時間はかからない。
梨花が出て行ってから3時間……
『遅くなりました……』
『決心してきたのかな?』
『はい、ご主人様……』
『隣の部屋に行きなさい……あっちで
話しよう……ここは梨花の居場所
ではないからね……』
『はい、では先に行ってます』
『美紀ちゃん、ほら大丈夫だっただろ?』
『良かった。このまま居なくなったら
なんて考えて……梨花の事、嫌いなのか
好きなのかわかんなくなってきた。
こんな関係でも、私が心配しなくちゃ
いけないなんて……』
『美紀ちゃん、これからも梨花の事
宜しくお願いします。美紀ちゃんを
幸せにしたいって気持ちは本気だから
心配しないで……』
『うん、早く行かないと梨花待ってるね』