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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第39章 ロングロードへの扉

「もうや…身体中ベトベト……」
「大丈夫。ちゃんときれいにするから」
「床もベトベトじゃん……」
「心配ないよ。どうせ掃除するの俺だから」
「………」
確かにそうだ。。。
言い切った夏希ちゃんを見つめ、何も言えずに納得する。
「晶さんはそんなこと気にしないで」
「んっ」
夏希ちゃんは強引にあたしの唇を塞いでいた。
「今日は晶さんを沢山抱くって決めたから」
「ああっ」
また奥深くに入ってきた夏希ちゃんにギュッと強くしがみ付く。
逃げないようにあたしの腰を掴まえると夏希ちゃんはじゃれるように、さらにあたしをキス責めにした。
頬や唇、首筋や耳たぶ。色んなところでチュッと軽い音が連続で聞こえてくる。
肌を掠めて襲ってくる甘い痺れ。
その感触に思わず笑いながら抵抗すると、夏希ちゃんはあたしの首筋から顔を上げた。
「明日何時に仕事行くの」
「明日?夕方の飛行機だから12時には楠木さんがここに来るって……」
「…12時……」
「夏希ちゃんは明日は休み?」
「俺……朝からロケ…」
「退院したばかりなのに?……」
「俺のシーンだけ撮り残しになってるから休んだ分を取り戻さないと……」
そう呟いた夏希ちゃんがちょっと可哀想に見えてくる。

