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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第10章 キャスティング

「……ふ…」
「……?…どした、そのイヤらしい含み笑いは?」
腕を組んで急に笑う俺を見て風間さんは言った。
「足りない演技力は遠慮なくカバーさせてもらおうかと思って…」
「お、…イヤらしいなお前っ…そんな男に育てた覚えないぞ俺はっ?」
「風間さんにはオムツしか替えてもらってないし…」
「だな…」
役者挨拶を促される中、俺の番が回ってくる。
役に対しての意気込みとスタッフやキャスト達へ向けた挨拶。
「今回の役を頂き、橘さんからも事務所の社長からも中途半端なエロは要らないって言われてきたので…」
開口一番で笑いが漏れて場が和む。
「思いっきり濃厚に──
いかせて頂きます。……」
そう言って微笑んだ俺に周りの役者やスタッフが息を飲む表情を見せていた。
風間さんも一瞬だけ驚いた顔を向けて直ぐにニヤリと笑う。
「なるほど、兄貴が今ならイケるって押すわけだ…」
「社長、そんな言ってた?…」
挨拶を済ませて席に着いた俺に風間さんはそうぼやいた。
「……?…どした、そのイヤらしい含み笑いは?」
腕を組んで急に笑う俺を見て風間さんは言った。
「足りない演技力は遠慮なくカバーさせてもらおうかと思って…」
「お、…イヤらしいなお前っ…そんな男に育てた覚えないぞ俺はっ?」
「風間さんにはオムツしか替えてもらってないし…」
「だな…」
役者挨拶を促される中、俺の番が回ってくる。
役に対しての意気込みとスタッフやキャスト達へ向けた挨拶。
「今回の役を頂き、橘さんからも事務所の社長からも中途半端なエロは要らないって言われてきたので…」
開口一番で笑いが漏れて場が和む。
「思いっきり濃厚に──
いかせて頂きます。……」
そう言って微笑んだ俺に周りの役者やスタッフが息を飲む表情を見せていた。
風間さんも一瞬だけ驚いた顔を向けて直ぐにニヤリと笑う。
「なるほど、兄貴が今ならイケるって押すわけだ…」
「社長、そんな言ってた?…」
挨拶を済ませて席に着いた俺に風間さんはそうぼやいた。

