この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第10章 キャスティング
この容貌──


どこかでみたことある…


「舞花は和食でいいんだな?」


……舞花?


そう念を押す楠木さんに頷く女性──


ああ…
思い出した──


週刊誌の“濃厚ちゅう”の相手じゃん……


あれ、なに?

一緒に居るのって不味いんじゃないの?

それでマスコミから逃げ回ってたんじゃなかったっけ?


そこんとこ業界的にどーよ?


………


ああ、

事務所では公認の仲──

だったっけ……。






これ見よがしに連れて来ちゃうのかよ?……




ってもちろん夏希ちゃんが連れてきた訳じゃないのは承知してる。

ただ…

やっぱり恋人として気分いいもんじゃないよね?


しかもこの寄り添い方……



「じゃあ和らぎセットの和食、三つ」

「はい…」

笑顔もなしに注文を受けたあたしを楠木さんはふと、疑問顔で見上げていた。


芸能人、お立ち寄りの店になっちゃったな……

衝立に遮られたテーブル席は何処と無く華やかだ。

やっぱり一般人とは何かが違う──

注文を口にしながら厨房に入ると和らぎの和食膳の器を並べ、時間外れの食事メニューをマスターが用意するまであたしはカウンターで待機した。

/1045ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ