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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第12章 帰省
壁を向いてしばし怪しい笑みが浮かぶ。
やばいな…
職質されちゃう
「変態っ!」
「……──」
高槻が後ろにいた。
「電柱の影に隠れてその笑みはめちゃ危ないヤツだわ」
「ほっといて…」
「なに?恋人?」
「え?」
「電話の相手」
「え、うん…」
「夏希ってのが彼氏なんだ?」
「………」
「ま、いいや!付き合って一ヶ月ならまだ余裕あるしな」
「へ?」
「電話終わっただろ?店戻るぞ」
「ちょっ…」
高槻はあたしの腕を掴んで店の中へと引きずっていく──
店に戻るとご両人で逃げたとクラスメイト達が大騒ぎだった。捕まったあたしはまた酌の嵐を浴びさせられる。
酒豪でも蟒蛇じゃないからこれじゃ酔うってばっ…
目が回り掛けるあたしに水だと言って差し出された透明の飲み物は明らかに辛口すっきり味の日本酒で…
そんな酔いの輪廻から逃れられないあたしの太ももを、高槻はテーブルの下でずっと意味あり気に撫でていた──
やばいな…
職質されちゃう
「変態っ!」
「……──」
高槻が後ろにいた。
「電柱の影に隠れてその笑みはめちゃ危ないヤツだわ」
「ほっといて…」
「なに?恋人?」
「え?」
「電話の相手」
「え、うん…」
「夏希ってのが彼氏なんだ?」
「………」
「ま、いいや!付き合って一ヶ月ならまだ余裕あるしな」
「へ?」
「電話終わっただろ?店戻るぞ」
「ちょっ…」
高槻はあたしの腕を掴んで店の中へと引きずっていく──
店に戻るとご両人で逃げたとクラスメイト達が大騒ぎだった。捕まったあたしはまた酌の嵐を浴びさせられる。
酒豪でも蟒蛇じゃないからこれじゃ酔うってばっ…
目が回り掛けるあたしに水だと言って差し出された透明の飲み物は明らかに辛口すっきり味の日本酒で…
そんな酔いの輪廻から逃れられないあたしの太ももを、高槻はテーブルの下でずっと意味あり気に撫でていた──