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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第14章 愛のメトロノーム

バスケ部のキャプテンなんてやるくらいだから、高槻は人の上に立って行ける奴だ。
高槻のお父さんにも似て、頼りがいがある──
結婚する相手に申し分ないし
てか…
恋人ってよりも
高槻は旦那、お父さん、
そんなイメージが強い…
プロポーズされて躊躇う余地がなかった──
「今の役者の彼と先を想像できる?」
「……」
多恵ちゃんは痛いところを真っ直ぐについてくる。
「そもそも、晶が向こうに居る理由ってなに?」
「……」
「最初は失恋。職探しにフラッと地元を離れただけ…」
「……」
「じゃあ、失恋を乗り越えた今は?」
「……」
「コーヒーショップの夢なんてさ、地元で充分叶えられるじゃん?…てか、地元でやった方が間違いなく成功するでしょ?同級生沢山いるんだから…」
「……ごもっともです」
やばい…
多恵子マジックに掛かりそう──
夏希ちゃんと高槻との間の振り子が揺れ、高槻側に大きく傾く…
好きとかいいながら
女ってこんなとき、決まって計算高くなる──
これも野生の本能か?
高槻のお父さんにも似て、頼りがいがある──
結婚する相手に申し分ないし
てか…
恋人ってよりも
高槻は旦那、お父さん、
そんなイメージが強い…
プロポーズされて躊躇う余地がなかった──
「今の役者の彼と先を想像できる?」
「……」
多恵ちゃんは痛いところを真っ直ぐについてくる。
「そもそも、晶が向こうに居る理由ってなに?」
「……」
「最初は失恋。職探しにフラッと地元を離れただけ…」
「……」
「じゃあ、失恋を乗り越えた今は?」
「……」
「コーヒーショップの夢なんてさ、地元で充分叶えられるじゃん?…てか、地元でやった方が間違いなく成功するでしょ?同級生沢山いるんだから…」
「……ごもっともです」
やばい…
多恵子マジックに掛かりそう──
夏希ちゃんと高槻との間の振り子が揺れ、高槻側に大きく傾く…
好きとかいいながら
女ってこんなとき、決まって計算高くなる──
これも野生の本能か?

