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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第14章 愛のメトロノーム

多恵ちゃんと話したらそのまま駅に向かう予定でいたあたしの椅子の足元には帰宅用に纏めた荷物が置かれていた。
「晶から見てその今の彼の将来性ってどんな?」
「──…っ…わからない」
致命的な答えを返してしまった──
「まあ、まだ付き合い始めたばっかりだしね…今はスキスキだけでも居れると思うよ?…三年もあれば状況変わるでしょ?高槻が待つって言ってくれてる訳だし──」
「うん…」
高槻を待たせながらあたしは夏希ちゃんと付き合い続けるのだろうか?
もしかしたら──
三年後は高槻の元に行くことを考えながら……
夏希ちゃんに“好き”なんて言葉を囁いてセックスし続けるのだろうか──
それはサイテイ過ぎる──
一口しか手を付けなかった目の前の激甘珈琲を見つめたまま、あたしはつき出された問題に答えを出すことを怖れていた──
多恵ちゃんはふいに鳴り始めた、携帯を手にして店の外に出て言った。
「晶から見てその今の彼の将来性ってどんな?」
「──…っ…わからない」
致命的な答えを返してしまった──
「まあ、まだ付き合い始めたばっかりだしね…今はスキスキだけでも居れると思うよ?…三年もあれば状況変わるでしょ?高槻が待つって言ってくれてる訳だし──」
「うん…」
高槻を待たせながらあたしは夏希ちゃんと付き合い続けるのだろうか?
もしかしたら──
三年後は高槻の元に行くことを考えながら……
夏希ちゃんに“好き”なんて言葉を囁いてセックスし続けるのだろうか──
それはサイテイ過ぎる──
一口しか手を付けなかった目の前の激甘珈琲を見つめたまま、あたしはつき出された問題に答えを出すことを怖れていた──
多恵ちゃんはふいに鳴り始めた、携帯を手にして店の外に出て言った。

