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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第14章 愛のメトロノーム

もうその辺でいいだろ?早く終わらせてくれ──
似たような質問の繰り返しにそんな思いが込み上げてきていた。
「聖夜、もう少し笑え…っ」
楠木さんが口ぱくでそう指示を出していた。
笑え?
この状況でか?──
そう思う度に眉間に皺が寄っていく──
晶さん──
貴女はやっぱりすごいよ…
ここまできたらもう尊敬するしかない──
各番組に源氏物語の番宣のため、分刻みで局内を移動して回っては撮影をする──
他のドラマよりも放送回数が長いこともあり、結構注目されていると改めて実感した──
したけど…
正直、俺にとってはそれどころではない。
毎回振り回してくれる俺のかわいいトラ猫が案の定…
綱を咬みきって逃亡を図ってくれた──
似たような質問の繰り返しにそんな思いが込み上げてきていた。
「聖夜、もう少し笑え…っ」
楠木さんが口ぱくでそう指示を出していた。
笑え?
この状況でか?──
そう思う度に眉間に皺が寄っていく──
晶さん──
貴女はやっぱりすごいよ…
ここまできたらもう尊敬するしかない──
各番組に源氏物語の番宣のため、分刻みで局内を移動して回っては撮影をする──
他のドラマよりも放送回数が長いこともあり、結構注目されていると改めて実感した──
したけど…
正直、俺にとってはそれどころではない。
毎回振り回してくれる俺のかわいいトラ猫が案の定…
綱を咬みきって逃亡を図ってくれた──

