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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第14章 愛のメトロノーム

「御疲れ様でした」
全ての撮影が終わり、カメラ陣に解放された途端、俺は控え室に脚をはこんだ。
「──…っ…花火を誰と見てんだよ!?──」
「どうした聖夜?」
控え室に入るなり叫んだ俺に後から着た楠木さんは声を掛けてくる。
「楠木さんっ…ヘリチャーターしてっ」
「は?」
「ヘリだよ!ヘリ!三機欲しいっ──…いや、やっぱ五機だわ」
野生の獣を仕留めて手懐けるには銃弾三発だ。
闇雲にぶっぱなしても獣はいずれそれになれてしまう──
まずは一発で俺の存在に気付かせて圧倒させる方法を選ぶ。
「なにするんだ?急だと航空会社は無理だぞ?」
「民間機ならすぐ出せるだろ?」
「出来るがえらい値段が上がる…」
「俺が払うから」
「………」
「払うから呼んで──」
楠木さんは溜め息を吐きながら携帯を手にした。
全ての撮影が終わり、カメラ陣に解放された途端、俺は控え室に脚をはこんだ。
「──…っ…花火を誰と見てんだよ!?──」
「どうした聖夜?」
控え室に入るなり叫んだ俺に後から着た楠木さんは声を掛けてくる。
「楠木さんっ…ヘリチャーターしてっ」
「は?」
「ヘリだよ!ヘリ!三機欲しいっ──…いや、やっぱ五機だわ」
野生の獣を仕留めて手懐けるには銃弾三発だ。
闇雲にぶっぱなしても獣はいずれそれになれてしまう──
まずは一発で俺の存在に気付かせて圧倒させる方法を選ぶ。
「なにするんだ?急だと航空会社は無理だぞ?」
「民間機ならすぐ出せるだろ?」
「出来るがえらい値段が上がる…」
「俺が払うから」
「………」
「払うから呼んで──」
楠木さんは溜め息を吐きながら携帯を手にした。

