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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第17章 疑似恋愛

どうしたもんか──

鼻から溜め息をついて考える。


“サイテー男演じてお前から捨てられたらどうだ”

気は進まないけど取り合えずチンピラ髭の言ったことを試してみるか?

最低な男…

ヤり捨て常習犯みたいな?

プライドをズタズタに裂いて…

二度と近寄って来ないように……

「舞花…」

「──…」

「俺達付き合ってた訳じゃないよな?」

「……っ…」

「ただヤっただけじゃん?そんなんでより戻すとかあり得ないし…より戻す様な関係じゃないしさ…」

「な…」

「だって俺、ヤるだけの女他にもいるし?舞花は社長に頼まれたから“態々ヤってやった”んだよ?俺のファンだって聞いたからさ…」

「…ひどっ…──」

「酷い?──はっ!?こんなのこの世界なら常識──…舞花だってスキャンダル目的で俺を利用したわけだからさ…まさか遊ばれたなんて思ってないだろ?──24にもなった大人の女なんだからさ?──ちがう?」


片眉思いっきり吊り上げて言う俺を見て舞花は唇を噛み締めていた。

さあ、どうでてくるか──

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