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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第17章 疑似恋愛

ポロポロ涙を流し始めた舞花に苛立つ──
どうでもいい女だとなんで男ってこうも無下にできるんだろうか──
ただ、正直な話。舞花との恋人ゴッコは案外楽しかった。
仕事ではない配役だったお陰で気楽に演じて遊べたし、グラビアガールなだけに、抱くにはイイ躰をしてたし…
二週間と言わず多少この関係を続けてもいいと内心は思いもしてたし……
でも、
俺、見つけちゃったから──
どうしようもなく愛しいって想える大事な人──
見つけちゃったからさ…
あの人以外、俺には要らないわけだ──
「ごめんな舞花。とっくに恋人ゴッコ終わってるから」
俺は倒れたグラスを起こして舞花を見る。
ソファから立ち上がったままの舞花はゆっくりと俺の横を素通りすると玄関に足の向きをかえた。
「──…っ…な!?」
諦めたか、とホッと一息した瞬間、舞花はすれ違い様に抱き付いてきた。
どうでもいい女だとなんで男ってこうも無下にできるんだろうか──
ただ、正直な話。舞花との恋人ゴッコは案外楽しかった。
仕事ではない配役だったお陰で気楽に演じて遊べたし、グラビアガールなだけに、抱くにはイイ躰をしてたし…
二週間と言わず多少この関係を続けてもいいと内心は思いもしてたし……
でも、
俺、見つけちゃったから──
どうしようもなく愛しいって想える大事な人──
見つけちゃったからさ…
あの人以外、俺には要らないわけだ──
「ごめんな舞花。とっくに恋人ゴッコ終わってるから」
俺は倒れたグラスを起こして舞花を見る。
ソファから立ち上がったままの舞花はゆっくりと俺の横を素通りすると玄関に足の向きをかえた。
「──…っ…な!?」
諦めたか、とホッと一息した瞬間、舞花はすれ違い様に抱き付いてきた。

