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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第3章 誘惑の日々
毎朝シャワーを浴びて半乾きの髪でソファで二度寝する姿。
鳴り続ける目覚まし時計を止めて、好きになった女性(ひと)の寝顔を暫し眺める至福の時──
…と、むやみに露出された薄着の眠り姫に下半身が猛る日々。
「なにやってんの!?」
「足のムクミ取り」
「………」
思いきり半ケツしてますけどっ!?
吸い付きたくなるほどケツ見えそうな短パンでナマ足持ち上げて自転車漕ぐポーズなんてやられた日にはどうしていいか……
ソファの上でストレッチなんて目の前でされる身にもなってよ、ほんとに…
そんな毎日なんだから手を出さないなんて約束…
守れないよ俺は──
もとい──
守る気なんてさらさらないし…
好きって感情でドキドキする日々は意外に新鮮で、
年頃の男と同居してるのにも関わらずリビングでうたた寝する度胸に毎回度肝を抜かれるけど…
あんまり無防備過ぎるとどうなっても知らないよ──
ねえ、晶さん
どうやって一線を越えようか企む奴がすぐ傍にいるんだから気を付けてくれなきゃね……
そう想いを巡らせながら、ソファで寝息を立てる晶さんをまた少しの間、
眺めていた……
〜あの日までの
夏希の苦悶〜