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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第19章 晶のプレゼント

日除けのパラソルの下で扇いでもらいながら汗を拭き取るメイクさんがふと手を止めた。
「夕べ何時に寝ました?」
「………」
「時間追うごとにクマが出てきてますよ?」
「寝た記憶がありません」
「なんだお前、朝帰りで現場直行かよ」
隣りで風間さんが野次を飛ばす。
「レコか?」
イヤらしい顔で小指を立てて聞いてきた。
「……ちがうよ」
クマを作って撮影に響かせるなんて役者のプロとしての自覚が足りない。
よって、俺は嘘を突き通す。
「嘘こけ」
風間さんはあっさり見抜いていた。
「朝っぱらからエロモンだだ漏れのイヤらしい顔して現場現れた奴が何言ってんだかっ」
「………」
正直反論出来なかった…
“聖夜、なんだそのイヤらしい顔は?今日は濡れ場の撮影はないぞ?…フェロモン抑え目にしといてくれよ?”
それは今朝、俺の顔を見るなり楠木さんにも指摘された一言だったから。
「クマ隠せますか?」
俺は風間さんを無視してメイクさんに気を使い言葉を掛けた。
「夕べ何時に寝ました?」
「………」
「時間追うごとにクマが出てきてますよ?」
「寝た記憶がありません」
「なんだお前、朝帰りで現場直行かよ」
隣りで風間さんが野次を飛ばす。
「レコか?」
イヤらしい顔で小指を立てて聞いてきた。
「……ちがうよ」
クマを作って撮影に響かせるなんて役者のプロとしての自覚が足りない。
よって、俺は嘘を突き通す。
「嘘こけ」
風間さんはあっさり見抜いていた。
「朝っぱらからエロモンだだ漏れのイヤらしい顔して現場現れた奴が何言ってんだかっ」
「………」
正直反論出来なかった…
“聖夜、なんだそのイヤらしい顔は?今日は濡れ場の撮影はないぞ?…フェロモン抑え目にしといてくれよ?”
それは今朝、俺の顔を見るなり楠木さんにも指摘された一言だったから。
「クマ隠せますか?」
俺は風間さんを無視してメイクさんに気を使い言葉を掛けた。

