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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第20章 不安的中…
「酔ってたとこに…」

ボソリと晶さんは小さく呟く。

「………」

「酔ってたとこに無理矢理だったからしょうがないじゃんっ…!」

晶さんはそう声を張り上げた。

「無理矢理?」

「……っ…」

「はっ…無理矢理!?」

思わず笑った俺を見上げて晶さんは直視する。

どうしよう──

言葉が止まらない。

聞きたいことが山ほどあったのに

でもそれは今は絶対に聞いてはいけないことであり…

今のこの感情のままぶつけたら絶対にあとに引けなくなるのに──

「じゃあなに?」

「………?」

俺は切り出してしまった…

「…っ…無理矢理ヤられてキスマーク付けられてっ…無理矢理帰る日にち延期してビアガーデン行ってっ…無理矢理、手を繋いで楽しそうに花火観たわけだアイツと!?──」


「──…!」

「すごい無理矢理のフルコースじゃんっ…嫌よ嫌よも好きのうちってやつ?…晶さんすごいね。帰り待ってた俺のこと忘れて楽しんでるしっ」

「………」

「そういうのは無理矢理って言わないよ…」

「……っ」

「それってさ、“合意の上”て言うんだよ…裁判かけたら負けちゃうよ?どんなに酒で酔って犯されたって訴えても…」

「………」

「違う?…晶さん都合悪くなると黙りんぼなんだ?ズルいよね?」

「……っ…」

口を結んだまま反論出来ずに俯いている。
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