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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第20章 不安的中…

俺の問いに無言で返す晶さんが気になって、俺は抱いた晶さんを手離すと取ってきた携帯電話を晶さんに差し出した。
「メール…見なくていいの?」
なんでこんなに拘ったんだろう…
「後で見る…」
「返信しなくていいの?俺、待つよ少しくらいなら」
なんでスルーしなかったんだろう…
見せ掛けの余裕を見せた筈がまさかあんな取り返しもできないことになるなんて──
携帯を開くことを何気に拒んだ様子の晶さんに気付かずに、今すぐにでもがむしゃらに抱き締めたい欲望を我慢して余裕のある男のフリをした。
すぐ傍で携帯を開く晶さんを見つめる俺に晶さんは戸惑っている。
「どうしたの?」
「なんでもない」
晶さんはそう言って開いた携帯の画面を傾かせて俺から遮った──
そんなことをされたら覗きたくなくても身体は勝手に意思とは関係なしに覗こうとするわけで……
人間の心理だ。
隠してあるものは剥いででも覗きたくなる…
とくに男ほど、そういった探求心は強くある──
そうやって覗いてしまった俺の目に送信主の元彼の名前が映っていた──
「メール…見なくていいの?」
なんでこんなに拘ったんだろう…
「後で見る…」
「返信しなくていいの?俺、待つよ少しくらいなら」
なんでスルーしなかったんだろう…
見せ掛けの余裕を見せた筈がまさかあんな取り返しもできないことになるなんて──
携帯を開くことを何気に拒んだ様子の晶さんに気付かずに、今すぐにでもがむしゃらに抱き締めたい欲望を我慢して余裕のある男のフリをした。
すぐ傍で携帯を開く晶さんを見つめる俺に晶さんは戸惑っている。
「どうしたの?」
「なんでもない」
晶さんはそう言って開いた携帯の画面を傾かせて俺から遮った──
そんなことをされたら覗きたくなくても身体は勝手に意思とは関係なしに覗こうとするわけで……
人間の心理だ。
隠してあるものは剥いででも覗きたくなる…
とくに男ほど、そういった探求心は強くある──
そうやって覗いてしまった俺の目に送信主の元彼の名前が映っていた──

