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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第4章 スキャンダル

ガチャ──

「──…っ…あ、びっくりした…」

背後で音がして振り向いた瞬間驚いた。

何時ものただいまの言葉がなかった為に、気配だけを感じて気持ちちょっとだけびびった。


彼女は玄関先で靴を履いたまま鼻をクンクンさせている。

「なに作ったの?」

無表情で聞いてきた彼女に少し戸惑った。

俺の想像だともっと“うわー”とか“あれ〜?”とか言ってニコニコしながら尋ねてくる姿を思い描いていたわけで、どこかしらテンションの低い彼女の様子が少し引っ掛かっていた。



「シャケのホイル蒸し作ったけど食べる?」

絶対食べるっていうと思って作ったけど……

彼女は相変わらずなテンションだ。

「バター使った?」

「うん」

「………」

お昼前の賄いがオムライスでバター


五時の賄いがきのこパスタでバター……


部屋に帰ってバターの匂いに包まれる──


胃から込み上げてくるものがある。。。


「賄い五時に食べたから今日はいらない…」


「……そ、か」


あれー…

なんかショックが……


笑顔が見られなかったことに膝から崩れ落ちそうな打撃を受けた気分だった……


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