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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第4章 スキャンダル

守りたい人ができちゃったから──
これからのことをつい真剣に考える
これって進歩?
仕事だけこなしていればよかった生活から一変して
それ以上の色んな物事を想像する
俺の気持ちは君に向かってる
初めて乗り込んだ行き先未定のバスみたいに
揺られてるあいだずっとドキドキが止まらない
今の俺は正しくそんな状況
君はいったいどこのバス停で待っていてくれてるんだろう──
「…なんて…俺って詩人?ポエマーだな…」
自分の感情に浸りながら解凍したシャケをアルミに包む。
冷凍されたシメジを振りかけたらバターと調味料で味付けしてオーブンへ…
出来上がるまで、彼女がどんな顔して料理を眺めるかを想像しながら俺は電子レンジを見つめていた。

