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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第25章 虎視眈々(コシタンタン)

「欲求不満は困るね…別れたらセフレ沢山作んなきゃ…」
「セフっ…!?──」
どうしても負けてくれる気はないらしい──
「そんなの必要ないっ!晶さんが俺を捨てたら毎日犯しに来てヤるからっ──」
“別れる”がいつの間にか捨てられる話しになっている…
この時点でもう俺の立場はとうにない──
悔し紛れに俺は晶さんを覆い隠す全ての布を強引に剥ぎ取った。
短パンを脱がす際に何気に腰を浮かせた晶さんに悔しい表情を向けて唇を噛む。
「ほらっ!結局は俺とヤりたい癖にっ…」
「うん、最後だもん」
「──…っ…」
胸はモヤモヤするのに何故か下半身は興奮する。
晶さんに苛められて興奮する俺はやっぱり根っからのマゾヒストだ──
余裕の笑みを浮かべる晶さんを泣かせるとしたらもうセックスで喘がせるしか方法がない。
布を剥ぎ取った目の前の肢体。俺の為にとツルツルに剃ってくれた綿毛はもうすっかり生え揃ってきている……。
“なんで剃っちゃったの!?”
“夏希ちゃん、シャワーしないで舐めるから匂いしないようにと思って……”
“俺の為に剃ったんだ?”
“うん…”
「……っ…」
思い出したら瞬時に胸と下半身がカッと燃えた。
「きゃっ!?」
「おいで」
俺は晶さんの腕を強引に引っ張り起こして浴室に直行した。

