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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第25章 虎視眈々(コシタンタン)

「なんか訳もわからず腹立つんですけどっ!?その笑顔にっ…」
「あたしの笑顔がそんなに憎い?」
「……っ…」
晶さんはそう言って笑いながら腕を背中に絡めてくる。晶さんはヤケにぎゅうっと抱きしめて悪戯な表情で俺を覗き込んできた。
「…うそ……めちゃめちゃカワイイっ…」
ふと込み上げた疼く想いにたまらず、思わず胸に顔を埋めてグリグリと額を擦り付ける。
情けない──
強気で出ても結局負ける…
「あっ…もうっ、たまには俺に勝たせてよっ…」
あまりの悔しさに発狂しながら晶さんを強く抱き締めた。
毎回、自分のほうが好きだと実感させられる。
浮気されては我慢して…
別れると言われてはしがみ付き──
結局、晶さんが離れていかないように必死に抱こうとする俺がいるわけで──…
「晶さん俺とのセックス好きじゃんっ…別れたら絶対欲求不満になるからっ…」
「………」
短パンの上から激しく腰を振って猛る塊を擦り付け、藪から棒なことを言い始めた俺を晶さんは一瞬だけ目を見開いて吹き出すように笑った。

