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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第26章 君のために
「ど、どうするの!?」

思わず健兄に言われるまま食あたりを演じたあたしは走り出したタクシーの中で詰め寄った。

「取り合えず現場に着いたら舞花の交代で撮影入ってくれ」

「──…っ…またそんな急に…」

「向こうはご立腹だと」

「向こうってのは?」

「クライアントのほうだ──…まあ、もちろんマリオのほうもな…」

…ご立腹ったって…
だいたいマリオがセクハラって一体…

あたしはそう考えながらストッキングのCM撮りを思い出した。

大胆な動きに加え、下半身をグリグリ擦り付けてきたマリオを──

「あれをやったのかな…」

「ん? なんだアレってのは?」

あたしの呟きに健兄は聞き返す。

「マリオがセクハラってのは?」

「ああ、楠木の話だとマリオの事務所からのオファーが直接自分にきたと思い込んだらしくてな……ちぃーと、天狗になって我が儘言い出したんだと」

「……」

「そこでマリオに言われたらしいんだよ。“君は頭の栄養も胸に吸い摂られたみたいだね”と──」

なるほど…
セクハラってそれか…

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