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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第26章 君のために

あたしの胸元から顔を上げた夏希ちゃんは半分だけ理解できたような口振りで返していた。
好きになったらあたしの愛は永遠的だから──
だからこそゆっくりと時間を掛ける。。。
夏希ちゃんの情熱がどこまで続くのか──
こんなに熱いままずっとあたしを想い続けてくれるのか──
あたしが手放しで全てを預けられる時がくるまではまだまだ先はわからない──
それでもちゃんと
すごく好きになってきてるから──
「夏希ちゃん。…」
「なに?」
夏希ちゃんはまだ納得いかないままの顔をあたしに向ける。
「今からいっぱい好きって言いなさい」
「………」
「言いなさい」
「その命令はいったいなんですか?」
「いいから言いなさい」
「……てか、強請されなくても俺、我慢できなくて言っちゃうからっ…」
夏希ちゃんはそういって息を上げたように唇を重ねた。

