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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第27章 想いすぎるからこそ

キモチイイことを堪能したい人間の欲望と子孫を残すための野生の本能がせめぎ合いながら葛藤する。
でもやっぱり人間も動物だ──
もともと子孫を残す為だけに与えられた繁殖行為には抗えない。
マジでヤバイ
かなりキテる
もう狂いそう──
下半身に熱が集まり猛りの反りが増して晶さんの内壁をグッと押し広げる。
腰の揺さぶりを早め、敗けを認めた俺の人間的欲望は苦しい呻き声と共にゴムの中にたっぷりと一気に放出された。
「ああっ…」
「あっ…くっ…───」
腰の動きを止めて晶さんを強く抱き締めると晶さんは胸元に踞った俺の髪を優しく掻き乱しながら鷲掴む。
「待って、まだ中にいて」
抜こうとした俺の腰を晶さんは止めて長い脚を誘うように絡めてきた。
「もう出ちゃったけど…」
「もう少し中にいて」
「なんで?」
晶さんの顔を覗き込む。
「中で脈を打つ感じが好きなの」
そう言って抱き締めてきた。
ドクンと脈動に押されて一滴々を外に放出させる。
晶さんは俺の猛りの小さな変化を目を閉じて味わっている。
こういうことを言われた時は晶さんの愛を感じる──
密着させた肌で互いの鼓動を感じながら、心の底からじんわりと溢れてくる愛を思う存分味わうことができる。
離れがたい仕草に胸が疼く。
お互いに回した腕で繰り返しぎゅっと力を込めると、俺は大人しくなった下半身からゴムが外れないように手で押さえ、ゆっくりと晶さんの中から引き抜いた。

