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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第28章 ラブチェス

ピザっ…
空きっ腹にこってりチーズの図が頭に浮かびあたしを強い誘惑が襲った。
「あどうしようっ」
「……?…」
すごく行きたいっ…
高揚した声を上げるあたしをマモルさんは不思議そうに笑う。
「ちょっと待ってください」
言ってあたしはゴソゴソとバックを探った。
受信二件
着信三件…
携帯電話を開き夏希ちゃんの名前を確認する。
あたしの動作を見てマモルさんは気付いたのだろう。たぶん恋人からの電話を確認したことを……。
「車取ってくるから待ってて」
マモルさんはそれだけ残して駐車場に向かった。
行くとは言ってないけど気持ちはかなりピザに片寄っている。
あたしは夏希ちゃんからのメールを開いた。
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
ちょっと仕事の打ち上げで今日そっちに行けないかも知れない( ┰_┰)
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
泣きのメールが入っている。
それを見て“あら、好都合”なんて思ったあたしはつい自分自身に舌を出した。
こういう所を愛が足りないって嘆かれるんだろうな…
そう思いながらあたしも用事で帰りが遅くなることをメールで返した。

