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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第5章 凌辱という名の愛撫
獣のように絡み合い本能のままに躰を重ね、ホントの俺の激しさを知ればいい──
彼女にしか見せない俺をさらけ出し
それでも一緒にいてと言わせるように
目の前の肢体に狂った雄を見せ付けて、虜になるまで抱いてやる──
沸き上がる欲情の波
それは溢れかえる君への愛情の現れでもあるから──
またベットではなくフローリングで絡み合う。
次なる欲を堂々と彼女の熱い内部に放出し、二人でぐったりとため息を吐いた後に彼女は言った…
「あもうっ腹減った!!」
「さっきのシャケが冷蔵庫にある…食べる?」
「喰うっ!」
只今、リビングのフロアは空腹に飢えた裸族が徘徊中。
裸でうろつきレンジで手作りの餌を温める
夏場に増える屋内裸族。
裸で餌を貪る姿を可愛いと思えるまでに夢中なら、二人は案外この先も上手くやっていけるのかも知れない──
無心に食事に勤しむ部屋で今度は短い呼鈴が鳴り響いた。
「はい、なにか?」
服を羽織って出てみれば…
「すみません、隣の者ですが…」
堅物そうな眼鏡の隣人はそう切り出す
「お宅の喧嘩の声とセックスの声が非情に煩くテレビが全く聞こえません!以後気を付けてくださいませっ」
「──…うっ」
バタンとしまった扉を背に振り返る。
「防音のいいとこに…引っ越すか……」
二人で気まずそうに頷いた……