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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第28章 ラブチェス
俺に言われて晶さんは

「…そだよね、へへ…」

軽く苦笑いながらおでこを掻いた。

尚も、子供が叱られた表情を浮かべ続けて俺から目を反らす。

その顔は確実に俺に後ろめたさを感じている現れで、それだけ晶さん自身がその美容師の男に動揺させられた証しでもあった。

俺は気まずそうに俯いた晶さんを思いきり抱き締めていた。

どうする柏木 夏希?

こんなんだから浮気する余裕なんて俺にはないじゃんっ…

ちっともそんな余裕与えてくんないじゃん

この野生の虎はっ──


腹立たしさも相まって、必死に掻き抱いた晶さんをその場で押し倒した。

悪いと思ったのか晶さんは俺にされるがままにその身を委ねる。

「もう決めたっ…」

「なにを…?」

抱き締めた晶さんの首筋に潜ってそう叫んだ。

「俺、島を買うっ!!」

「……なんで?」

「晶さんをそこに幽閉するっ」

「………」

「一生閉じ込めておくっ」

「………」

興奮して喚く俺に晶さんは無言のままだ。

「……それが…一番いいかもしれない…」

「……!?」

当の本人からそう呟く声が聞こえてきていた──

今回、そんなにやばかったのだろうか?

いつもは反論する晶さんが大人しく俺の意見に従っている。

俺は晶さんの首筋から顔を上げて晶さんを見つめた。
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