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第28章 ラブチェス

欲しがる晶さんを牽制しながら熱い溝の中にゆっくりと指を滑らせた。
内壁を探る指を一本から二本に増やしてじんわりとした攻めを送り込む。

「ああっ…」

晶さんの背中が悩ましく仰け反った。

濡れた中を泳ぐ指先に熱い果肉が絡んでくる。指を動かす度に空気を含んだ音がグチュっとイヤらしく響き入口から蜜を溢れ返させていた。

滴る蜜は指の付け根を伝い、手のひらまで溢れてくる。俺は指を掻き出すようにゆっくり前後させながら手のひらに溜まった淫靡な蜜に舌を這わせた。

ジュルッとわざと音を立てて舐める。

中の果肉を削りとるように二本の指先を曲げて柔らかな上壁を撫で上げるとさらりとした果汁が勢いよくそこから噴射された。

「あ〜あ、晶さん潮吹いちゃった──…めちゃエロイ」

「んんっ…そんなしたらっ出るに決まってるじゃん夏希ちゃんのバカっ…」

グジュグジュと粘液が奏でる音に紛れて吹き出す果汁がピチャピチャと滴る。
腰をくねらせる晶さんを攻め続け、トロケた中を掻き乱す動きは激しさを増した。

「はあ…っ…すげーイヤらしいっ…」

目の前で踊る白い丘に釘付けになる。赤くパックリと割れた秘部、吸って欲しそうに起立した小さな粒。

俺はそれをうっとりと見つめ唇に挟んだ。

「ああっきもちいっ…」

急にきた攻めに高い声で晶さんが哭いた。

指をストロークさせながら口に含んだ粒の頭を舌先で捏ねまくる。

根元から強く押し潰すようになぎ倒し、ピンと元に戻るそれを今度は甘く噛んでやった。