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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第29章 ビーストセックス


……なんでこうも言うことを聞いてはくれないんだろうか、俺の可愛い恋人は──

「マモルって言うんだそいつ……」

晶さんは上目使いで頷いた。

何がマモルだバカヤロ──っ

マリオにマモル


似たような名前の響きの二人が俺を焦らせる。


「俺、一緒に行くしっ──」

「えっ!? 何言ってんの、ダメに決まってるでしょ!?」

「決まってないっ! 誰が決めた!?」

「誰って……」

「とにかく行くからっ…それなら許すっ」


「そんな……」

晶さんは口を尖らせた。

「何が不満? 着いていって気に入らない? なんで!?」

抱きしめながら連続で問い質す。

「だって…恋人連れてくってなんか恥ずいじゃん…」
小さく呟いた。


「言うことを聞かないともっと恥ずかしいことするよ俺? 晶さんわかってるよね?」

今度は何をしてやろうか?──

街の中じゃヘリのパフォーマンスは使えない──

考える俺を晶さんは何か思い出したようにププッと笑った。

「なに、ニヤついて?」

「ううん、……っ…まさかパンツとか被らないよな〜…なんて…ぷっ…」

「………っ…」

晶さんは何かを期待したように俺を笑っている。

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