この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第30章 バイトの王子様

“じゃあバイト休みで街に出るから、今から行きます”
そう送ったメールにマモルさんから慌てて電話が入っていた。
電車を降りて、あたしは直ぐに電話を折り返す。
「今日は撮影が入ってて店には居ないよ」
「居ない?」
「そう、ファッション誌の」
「なるほど、じゃあまた今度で」
そう返して電話を切るとまた直ぐに着信が鳴り響いた。
「倉ちゃんのことだから今度でって言ってたぶん年を越しそうな気がする」
「………」
さすがわかってらっしゃる……
マモルさんに痛いところをつかれてつい苦笑いした。
思いたつと早いけど、思いたたなきゃいつまでも…
って性分だ。
マモルさんはそれを見抜いてか、話を進めてきた。
「街にいるならこっちもあと一時間で終るから、少し時間潰してて。で、一緒に店に行けばいいから」
「はい、わかりました」
どのみち街散策は予定に入っていたわけで、街なんて見て回れば一時間なんてあっという間だ。
あたしは返事をして早速店を徘徊して回った。
冬物で彩られたショーウインドゥ。たまにはお洒落着でも買おうか。なんて思ってしまう。
あたしはスカートを手にとり眺めた。
“なに、俺とデートしたかったんだ?”
頷くあたしに嬉しそうな顔を向ける夏希ちゃんをあたしは思い出していた。
そう送ったメールにマモルさんから慌てて電話が入っていた。
電車を降りて、あたしは直ぐに電話を折り返す。
「今日は撮影が入ってて店には居ないよ」
「居ない?」
「そう、ファッション誌の」
「なるほど、じゃあまた今度で」
そう返して電話を切るとまた直ぐに着信が鳴り響いた。
「倉ちゃんのことだから今度でって言ってたぶん年を越しそうな気がする」
「………」
さすがわかってらっしゃる……
マモルさんに痛いところをつかれてつい苦笑いした。
思いたつと早いけど、思いたたなきゃいつまでも…
って性分だ。
マモルさんはそれを見抜いてか、話を進めてきた。
「街にいるならこっちもあと一時間で終るから、少し時間潰してて。で、一緒に店に行けばいいから」
「はい、わかりました」
どのみち街散策は予定に入っていたわけで、街なんて見て回れば一時間なんてあっという間だ。
あたしは返事をして早速店を徘徊して回った。
冬物で彩られたショーウインドゥ。たまにはお洒落着でも買おうか。なんて思ってしまう。
あたしはスカートを手にとり眺めた。
“なに、俺とデートしたかったんだ?”
頷くあたしに嬉しそうな顔を向ける夏希ちゃんをあたしは思い出していた。

