この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第30章 バイトの王子様

「じゃあ、お先」
人が掃けた店内で、店長が挨拶しながら肩に手を置いていた。
「可愛くしてもらって次は俺とデートしてよ、倉ちゃん!」
ニヤリとレンズ無しのだて眼鏡で笑う店長。
「わけわかんないこと言わずに早く帰れ」
マモルさんはそう言いながら店長を足蹴りする。
何気に気さくなのは二人が元々同期で友人だからなのだろう。
あたしは頭にちらちらと銀ホイルを付けたまま笑っていた。
店のシャッターを半分だけ閉められた店内。マモルさんは店長を見送るとカラーリングのチェックをしにまた戻ってきた。
「そろそろいいかも…」
一枚だけ毛束を包んだホイルを開いて呟くと、マモルさんは何気にデジカメを構えて撮影する。
「なんで仕上がりじゃなくて今、写すんですか〜」
少し呆れ気味にあたしは聞いた。
「はは、ごめん。蝶々が止まってる見たいで可愛かったからつい…」
「………」
舌を出して笑いながら口にする。でもそういった後の視線が妖しかった。
あたしはツッコムことなく受け流して黙り込む。
マモルさんはあたしの頭をタオルで包むとそのままシャンプーブースへと誘導した。
人が掃けた店内で、店長が挨拶しながら肩に手を置いていた。
「可愛くしてもらって次は俺とデートしてよ、倉ちゃん!」
ニヤリとレンズ無しのだて眼鏡で笑う店長。
「わけわかんないこと言わずに早く帰れ」
マモルさんはそう言いながら店長を足蹴りする。
何気に気さくなのは二人が元々同期で友人だからなのだろう。
あたしは頭にちらちらと銀ホイルを付けたまま笑っていた。
店のシャッターを半分だけ閉められた店内。マモルさんは店長を見送るとカラーリングのチェックをしにまた戻ってきた。
「そろそろいいかも…」
一枚だけ毛束を包んだホイルを開いて呟くと、マモルさんは何気にデジカメを構えて撮影する。
「なんで仕上がりじゃなくて今、写すんですか〜」
少し呆れ気味にあたしは聞いた。
「はは、ごめん。蝶々が止まってる見たいで可愛かったからつい…」
「………」
舌を出して笑いながら口にする。でもそういった後の視線が妖しかった。
あたしはツッコムことなく受け流して黙り込む。
マモルさんはあたしの頭をタオルで包むとそのままシャンプーブースへと誘導した。

