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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第30章 バイトの王子様

やばい──
どうしようか…
白い天井と眩しい蛍光灯で目が霞む。
「ごめん!…」
もうこれしかない。
詫びの一手。
「ごめん晶さん……」
背を向けたままの晶さんにスカートを握り締めたまま詫びながら近づく。
「ごめん…っ…」
ああ…
俺はこの先一体どれだけの許しを貴女に乞うのだろうか──
立場が一向に逆転させられない。
そんな心の嘆きと妙に弾む胸の疼き──
ベッドに乗り上がり、壁際に顔を隠したままの晶さんの背中にピタリと身を寄せて後ろから抱き締めた。
「疑ってごめんっ…俺と店に行くのが嫌で晶さんが嘘ついたって思って…」
「急に臨時で喫茶店のバイトに出たの! 早上がりでそのついでに街に出ただけ!」
「それであの美容師と会ったわけだ?」
くるりと振り向いた晶さんを覗き込んでそう聞き返した。
「………」
「なんで無言?」
「マモルさんはたまたまメールが着て……」
「………」
「カラーの誘いだったから時間あったついでに…髪をって……」
「……ついで…」
「うん……」
「………」
覗き込む俺から目を逸らさずにそう口にする。
その目に嘘は感じない。
そんな晶さんを見つめて俺は小さな溜め息を吐いていた。
どうしようか…
白い天井と眩しい蛍光灯で目が霞む。
「ごめん!…」
もうこれしかない。
詫びの一手。
「ごめん晶さん……」
背を向けたままの晶さんにスカートを握り締めたまま詫びながら近づく。
「ごめん…っ…」
ああ…
俺はこの先一体どれだけの許しを貴女に乞うのだろうか──
立場が一向に逆転させられない。
そんな心の嘆きと妙に弾む胸の疼き──
ベッドに乗り上がり、壁際に顔を隠したままの晶さんの背中にピタリと身を寄せて後ろから抱き締めた。
「疑ってごめんっ…俺と店に行くのが嫌で晶さんが嘘ついたって思って…」
「急に臨時で喫茶店のバイトに出たの! 早上がりでそのついでに街に出ただけ!」
「それであの美容師と会ったわけだ?」
くるりと振り向いた晶さんを覗き込んでそう聞き返した。
「………」
「なんで無言?」
「マモルさんはたまたまメールが着て……」
「………」
「カラーの誘いだったから時間あったついでに…髪をって……」
「……ついで…」
「うん……」
「………」
覗き込む俺から目を逸らさずにそう口にする。
その目に嘘は感じない。
そんな晶さんを見つめて俺は小さな溜め息を吐いていた。

