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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第32章 これがTV局

もう目も当てられず、あたしはライトが眩しい天井を仰ぐしかなかった。

「ちょっ!?」

そうした途端、あたしの躰が大きく反応する。

内腿に頬擦りしていたマリオの唇があたしの恥骨に押し当てられる。

その感触にビックリして目をやると、そこから躰を起こしたマリオの唇があたしの唇を浚っていた。

離した口角から吐息を漏らしてふっと笑う──

「……っ…これも…っ…台本にあるわけっ…」

真っ赤になって震えるあたしの声に、唇を離したマリオが笑みを浮かべて答えを返した。

「これはない…でも撮影ではよくあることだ──」

「……っ…」

「監督には約束してるから。シャツ羽織る分、僕がカバーするってね……君にも言わなかったっけ…?」

「───……」

悪戯な大人の笑みを浮かべて目だけで笑う──

そんなマリオに“ヤラレタ──”この一言しか思い浮かばない。


“台本通りってわけじゃないからね!”

いつか夏希ちゃんに釘を刺された言葉が頭を過る。

「…っ…夏希ちゃん…ごめんなさいっ…」

撮影終了を告げるカチンコの音に紛れながら、あたしは声にして夏希ちゃんに詫びを入れるしかなかった……。

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