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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第32章 これがTV局

「あ、第二スタジオもう時期空くみたいなんで宜しくお願いします!」
開いたドアからADが声を掛けていた。
何かの手違いで、撮影の予約をしていたスタジオがダブルブッキング。
よくあってはイケナイことだけど、これがまたよくあることなワケで──
別のスタジオの空きができればすぐに撮影に入れるよう、俺は待たされていた控え室で仕度だけ整えていた。
「すみませんっ藤沢さんお待たせして…」
「俺はいいよ、別に後が押してるわけじゃないから」
俺はけして短気ではない。
気のいい藤沢 聖夜で通ってるからスタッフウケも上々。
いつの間にか毎回コンビを組まされる虎太郎とパジャマ姿で局内を移動する。
今から二人で歯みがき粉のCM撮りだ。
お揃いのパンダ柄のパジャマは局内を歩けば何気にスタッフに大好評だった。
一応、大人路線で売り出す手筈でいるのに俺のイメージはまだまだこんなところなんだろう──
通路を虎太郎と手を繋いで歩き、可愛いと影で囁かれる。
大人なイメージには程遠いか……
そう思いながら時期に空くと言われたスタジオに足を向けていた。
開いたドアからADが声を掛けていた。
何かの手違いで、撮影の予約をしていたスタジオがダブルブッキング。
よくあってはイケナイことだけど、これがまたよくあることなワケで──
別のスタジオの空きができればすぐに撮影に入れるよう、俺は待たされていた控え室で仕度だけ整えていた。
「すみませんっ藤沢さんお待たせして…」
「俺はいいよ、別に後が押してるわけじゃないから」
俺はけして短気ではない。
気のいい藤沢 聖夜で通ってるからスタッフウケも上々。
いつの間にか毎回コンビを組まされる虎太郎とパジャマ姿で局内を移動する。
今から二人で歯みがき粉のCM撮りだ。
お揃いのパンダ柄のパジャマは局内を歩けば何気にスタッフに大好評だった。
一応、大人路線で売り出す手筈でいるのに俺のイメージはまだまだこんなところなんだろう──
通路を虎太郎と手を繋いで歩き、可愛いと影で囁かれる。
大人なイメージには程遠いか……
そう思いながら時期に空くと言われたスタジオに足を向けていた。

