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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第33章 ラブライフ

「マスター、和らぎ定食三つ」
「あいよ。晶、五番さんのケーキ用意しといてくれ」
「はーい」
昼を少し過ぎてもここ、和らぎは大繁盛だ。
世間はX'masだというのに出掛けついでに立ち寄る客も少なくなく、店は買い物袋を下げて一休みするお客で満員だった。
「夕方になればこの人混みもパタッと空くわ、今日は早じまいだな」
忙しさに半分嫌気をさしながら、もう店を閉めることを考えている。
マスターらしい口振りにあたしも笑いながら頷いた。
夕方を前に店も空く頃になってそろそろあの賑やかな声が聞こえてきそうだ──
「やふーぃ!」
「きた…っ」
玄関のドアの鈴がカランと鳴ったと同時に聞こえた声に、カウンターで寛いでいたマスターは思わず口に出していた。
「あらやだ、何その恐怖におののいた顔? ブレンド頂戴」
退きながら中に入るマスターに言って、春子姉は沢山の荷物を抱えてカウンターにドカリと腰掛けた。
「あいよ。晶、五番さんのケーキ用意しといてくれ」
「はーい」
昼を少し過ぎてもここ、和らぎは大繁盛だ。
世間はX'masだというのに出掛けついでに立ち寄る客も少なくなく、店は買い物袋を下げて一休みするお客で満員だった。
「夕方になればこの人混みもパタッと空くわ、今日は早じまいだな」
忙しさに半分嫌気をさしながら、もう店を閉めることを考えている。
マスターらしい口振りにあたしも笑いながら頷いた。
夕方を前に店も空く頃になってそろそろあの賑やかな声が聞こえてきそうだ──
「やふーぃ!」
「きた…っ」
玄関のドアの鈴がカランと鳴ったと同時に聞こえた声に、カウンターで寛いでいたマスターは思わず口に出していた。
「あらやだ、何その恐怖におののいた顔? ブレンド頂戴」
退きながら中に入るマスターに言って、春子姉は沢山の荷物を抱えてカウンターにドカリと腰掛けた。

