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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第34章 きっかけ

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「さっき社長から電話があったぞ」
「なんて?」
「じきに大口の仕事が入る」
「…っ……どこまで人使い荒いんだかっ…」
つい舌がチッと鳴った。
「なんの仕事?」
仕事ならしょうがない…。
あんまり晶さんのことばっかり口にしても社長に返って馬鹿にされるからやるべきことはやっておかなきゃ……
じゃなきゃ、あの髭はいきなり晶さんの“叔父”という立場をひけらかしてくる。
「ドラマ?」
「いや、ブライダル関連のPRモデル」
「ブライダル?」
俺はベッドから身を起こして楠木さんを見上げた。
「なにそれ? そんなん初めてじゃん」
「そうだな、ブライダル関係は初めてだ。なんせマリオからの仕事だからな」
「マリオ?」
「………」
「マリオが俺に?」
「聖夜に、と言うか事務所にきた。晶さんはモチロンご指名。その他にカップリングでウエディング企画に合いそうな若手の男女を二名、選んでくれって」
「───…っ…」
「お前と舞花に頼むから」
「───…っ、てかうちで若手って俺と舞花しかいないじゃんっ!」
「そういうことだ」
楠木さんは言いながら肩を竦めて俺を見た。
「さっき社長から電話があったぞ」
「なんて?」
「じきに大口の仕事が入る」
「…っ……どこまで人使い荒いんだかっ…」
つい舌がチッと鳴った。
「なんの仕事?」
仕事ならしょうがない…。
あんまり晶さんのことばっかり口にしても社長に返って馬鹿にされるからやるべきことはやっておかなきゃ……
じゃなきゃ、あの髭はいきなり晶さんの“叔父”という立場をひけらかしてくる。
「ドラマ?」
「いや、ブライダル関連のPRモデル」
「ブライダル?」
俺はベッドから身を起こして楠木さんを見上げた。
「なにそれ? そんなん初めてじゃん」
「そうだな、ブライダル関係は初めてだ。なんせマリオからの仕事だからな」
「マリオ?」
「………」
「マリオが俺に?」
「聖夜に、と言うか事務所にきた。晶さんはモチロンご指名。その他にカップリングでウエディング企画に合いそうな若手の男女を二名、選んでくれって」
「───…っ…」
「お前と舞花に頼むから」
「───…っ、てかうちで若手って俺と舞花しかいないじゃんっ!」
「そういうことだ」
楠木さんは言いながら肩を竦めて俺を見た。

