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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第34章 きっかけ


「───…っ…」

思わず歯を食い縛る。

腫れまくった熱い内部、そして複雑な内壁が沈めた瞬間に強く絡み付いて締め付けてきた。

「やばっ…」

イキそうっ…


一つになっただけでもう二日分がそこまで昇ってきている──

焦って堪える俺の苦悩も知らず、晶さんは悩ましい程に腰を揺らし、耐え忍ぶ俺の律動をせがんできた。


「晶さんっ待ってっ…今動いたらっ…っ…」

ぶるりとケツに力が入る。鳥肌が立つくらいに気持ちいい──

イッてしまえば気持ちいい上に楽なのは百も承知。

だけど意地でもイキたくない。

そう思う俺のに対して晶さんの秘密兵器は攻撃の手を緩める気配が一切感じられなかった。

「夏希ちゃ…動いて…」

「……っ…わかっ…つ…わかったからあまり締めたらダメだっ…て…」

興奮してるから勝手に締まるのはわかってる。

切なく顔を歪めて求めてくる晶さんに尚更興奮しながら俺は堪えに堪えて、ぐっと腰を前に突き上げた。


「ああっ…気持ちいっ…」

「ハアッ…ああっもうヤバいっ…ごめん晶さんっ…」

がむしゃらに腰を揺らしながら先に詫びる。

軋むベッドのリズムに躰を預ける晶さんを見つめ、もうそう長く持たないことを俺は白状する。

「──っ…あー…っやっぱムリッ! あと五回腰振ったら俺、イクっ…」

リミッターギリギリのラインまで、何度も果てが射ち上がり掛ける。

擦れる内壁からはまったりとした蜜が溢れ、滑りを促すように絡み付く。

この包まれる感覚が堪らない──

押し寄せる快楽を晶さんの中で感じながら、宣告通り五回目の律動で俺のほとばしりは一気に狭い路を駆け抜けていった……

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