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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第35章 予測不能のシナリオ

車道を走る車。その中から目を横に向ければ、明るいショーウィンドウの景色が流れていく。

楠木さんに言われた通り、呼んでもらったタクシーに舞花と乗り込み事務所を目指す。

妙に近くに感じる舞花の存在を気にしながら、控え室で目にした晶さんの表情が頭から離れなかった──

「ねえ、聖夜……」

控え目な声で舞花が名前を呼ぶ。

「何?」

顔を向けず、返事だけを返した。寄り添うようにピタリと密着してくる。目を見なくても甘えた視線をしっかり感じる。

その仕草は恋人である晶さんよりも舞花自身を庇った俺に、気を良くした雰囲気が大いに漂っていた。

控室での出来事が頭から離れない。晶さんに痛いところを突きまくられた舞花は確かに可哀想ではあった……。

でも舞花を庇いたいと思ってとった行動ではなかったわけで……

事務所の先輩として──

そして晶さんのイメージを悪くしないように──

長年身染み付いたビジネスライクな考えからついとった行動だった。

「あほかお前は…」

「……っ…しかたないじゃんっ」

事務所に着いて、顔を見せた早々、髭のじじいがそう口にしてくれた。

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