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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第7章 スローなラブで

「……早く洗わないとっ」

一言言い切って出ていった夏希ちゃんを見送り直ぐにあたしはシャワーを捻った。

水しぶきを立てるシャワーの勢いを強めてタオルを泡立てる。テレビ見る時もベッタリ、寝るときもベッタリ……正直、お風呂くらいは羽を伸ばしたい。

夏希ちゃんは抱き合うことを考えてるから気にしないだろうけど、あたしは思いっきり体を洗いたいわけで…


慌ててボディソープを泡立てるあたしと競うように、夏希ちゃんも急いで風呂場に戻ってきていた。

脱衣所のドアを開けると夏希ちゃんは浴室に侵入してくる。

「洗ってあげるから貸して」

そういってあたしからナイロンのタオルを奪った。

夏希ちゃんはあたしの身の回りの色んなことをしたがる。

それこそ爪切りから耳掃除から産毛の手入れまで……

まるで御抱えサロンのようにあたしの世話を焼きたがった。

「ああっ…!っ…夏希ちゃんっ普通に洗ってっ…」

「洗ってるよ」

「うそっ、前のこの手はなにっ?」

背中をタオルで洗いながら、後ろから抱え込むように前に回した手はあたしの脚の間に潜り込む。

夕食前に激しく擦られたそこはまだ微かに充血して熱を保ったままだった。

たっぷりと潤ったままのそこを悪戯にまさぐり蜜を絡める。

「まだ濡れてるね…」

「っ…」

夏希ちゃんは吐息混じりに耳元でそう囁きながら指先をゆっくりと動かした。
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