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Laziness と Hard working
第20章 杏
迷惑を掛けてしまっている事と
長期休暇の礼を言う
“しばらくは
スタッフのサポートで
担当は無しで”
そう言われて部屋を後にした
私は何が引っ掛かる
トップだから
顔は見た事があるはずだけど
なんだろう?
あぁ⋯頭が⋯痛い⋯
フロアーに戻ると
もう私に話しかけてくる人は
いなかった
みっちゃんが話してくれたようだ
私は今城さんを探す
話さないといけない気がした
みっちゃんが私を見ていた
『今日は挨拶だけで帰るよ
何だか不安なんだよね(笑)』
《そう?無理しないでね
来週から来たら良いよ
気をつけて帰るんだよ》
ハグしてくる(笑)
みっちゃんチュッ(笑)
今城さんが私を見る
私の気配を悟ったようだ
『来週からよろしくお願いします
スィーツ食べてね』
職場では話しかけてこない
が、出る早々に
«何かありましたか?»
『ひとつ聞きたい事があります
本当は私があの時に
拐われるはずでしたか?』
驚いた様に
«何でそう思うのですか?»
『挨拶に⋯⋯
⋯トップの顔が⋯
気のせいかな?
何が引っ掛かるんです』
«私は聞いてないですが
報告しておきます
でもトップの顔は
直接見なくても
宴会などで見たりしませんか?»
『ですよね?
私の気のせいかな
行き先まではわからない
⋯ですよね?』
«藤井さんが直接上司に
話していたらわからないですが
話していますか?»
私が話さなくても
『波瑠ちゃんやみっちゃんとか
仕事中に“今度はどこ?”とか
聞かれたら話すから』
«そうですか»
無言になる
急ぎ車に乗せられた
«今の話を八雲に»
『八雲?誰ですか?
もしかして空港で会った
怖い人ですか?』
«怖い人?(笑)
私のチーム主任ですよ
まぁ役職も凄い人ですが
坪倉さんのご親戚では?»
『私は何も知らないです
雅貴さんにも聞かないし
聞いて言いたくない事なら
私も気まずいし』
«は?
お付き合いしている方の事
知らないとか聞かないとか
気まずいとか
何でですか?»
『今の質問に答えないと
駄目ですか?と私が言ったら
今城さんはどうですか?』
«あぁそうですね
藤井さんは変わってる
興味が無いと相手に思われて
終わりになりませんか?»
『(笑)よく言われますが
多分
私も興味が無いと思います』

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