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Laziness と Hard working
第20章 杏 

八雲が僕に
話があるからと
一緒に病院を出る様に言う


杏の秘密を知っているか?
そう聞きたいんだと
思うが
話はしない

「叔父さんに話す事は
事件の事も杏が言わなければ
僕からは話すことはないよ」

〖藤井さんは
闇がある様に感じるんだが
雅貴にはどう見える?〗

「話しはその事か
わかってるよ
何か秘密がある事くらい
杏は何かを話そうと思ったり
またやめたりの
繰り返しなんだ
だから触れないで欲しい」

〖そうなのか?〗

「僕は待ちたい
杏はボンヤリな子なのに
今はピリピリしすぎて
疲れて
更に傷を抉られて
ボロボロなんだ

ひとりで泣いていたり
震えていたり
壊れそうな杏の側に
黙って居てやりたいんだ
叔父さん」

〖結構、酷いか?
震えは随分あるのか?
知り合った頃はどうなんだ?〗

「知り合った頃は無かったよ
知らなかっただけかもしれないし
まだそれはど長くないから

事件の事も
大した事じゃないように
言っていたけど
まさかこんな大事とは

話せない理由が
麗子さん絡みじゃない事も
感じているし
もしかしたら
杏の仕事場の人が関係してるとか?
そんな気がする」

〖いろいろ話せないが
また雅貴を呼ばなくては
いけなくなると思う〗

「杏の顔が見たいよ

叔父さん?
初めてなんだ
僕の父親の話をして
“味方が居ると良いね”
“雅貴さんは雅貴さんだから”
そんなふうに言う女性は
杏くらいだよ
まぁ驚いてはいたけど

杏が犯罪者でも
どんな過去があっても
僕の大切にしたい人なんだ
僕の側から居なくなられたら
と思うとどうしようかと思うよ

全てを投げ出しても良いから
一緒に居たいと思った人なんだ」

〖そこまで
大切に思う人なのか?
かなり変わってるぞ
まぁ犯罪者では無いと思うが
利用されやすいかもな〗

「今はできる限り静かに
してやりたい
少しだけ休ませて欲しい
僕といてゆっくり出来るなら
ずっと休ませてやりたい」

〖雅貴
藤井さんと居て幸せか?
愚問か
女性の事で初めてだよな〗

「しあわせだよ
杏じゃなければ
何も意味がない」

そう言って笑った甥っ子は
いい男の顔をしていた




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