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Laziness と Hard working
第21章 八雲 警視
ふと麗子は思う
あの時
オマエガ フジイアン カ?
咄嗟に頷いてしまった
無意識だったわけじゃない
杏が拐われるより私が
そう思ったんだ
だけど武装している人達を
確認した時
違うと言わなかった
自分を少し後悔した
杏がシャワーに入っていなかったら
私は拐われなかったのか
そう考えた
実際、何もなかったが
あの場に杏を知っている人が
居たはず
だって私を見て
フジイアンはどこに居る?
と話していたのを聞いたから
時間はわからない
杏が誰かを連れて来たのか
多分
半日くらいで開放された
怖かったけど
食事もちゃんとさせてもらった
手は縛られ目隠しはされたが
他は何もされなかった
杏は泣き続け私の無事を
心から喜んでくれた
今でも思う
私がシャワーに入っていたら
杏は何処に連れて行かれて
何をされたのかと
そして今は居ないんじゃないかと
私が変わりで良かったと思う
杏には話せない
だけど八雲という人に
話さなくてはいけないのか?
杏に話さない約束で
話してみようか?
会わないわけにはいかないのだから

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