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Laziness と Hard working
第24章 過去と対峙

「全部⋯思い出した?⋯
⋯杏⋯大丈夫だよ⋯僕は⋯
⋯此処にいるよ⋯⋯」

杏は別人の様に
怖い顔をしていた

『雅貴さん
やっぱり私は一緒に居られない』

「わかったよ
でもね
僕は杏の手助けをしたいから」

『あんな奴
私が殺してやる
許さない』

「杏の思う様にするから
僕も一緒だ」

『駄目なの
私だけで良いから
雅貴さんは良いから』

「憎しみは憎しみを生むんだ
僕にもわかるから」

『八雲さんには会わないよ
私はもう協力できない』

ずっと記憶を操作されていたのか?
思い出さないように
杏は常軌を逸していた

RURU RURU RURU RURU
『もう協力できないです』

ピッ

ピロロン ピロロン 
どうしたんだ?
藤井さんに何が?

「今は話せない
このままにするから
聞いていて」



『許さないから
死ねば良いのに
私が殺る
あんな奴は生きる価値ない
麗子ちゃんを苦しめた
私を利用した

雅貴さんまで』

「あんな奴は価値が無いから
杏が苦しまなくても」

『殺してやる!
雅貴さん
迷惑をかけちゃう』

ギュッと抱き寄せるが
暴れて手がつけられない

『あぁ
死にたい
殺してよ
誰か私を殺して!』

何度も何度も
繰り返し同じ事を言う杏


ふと今城さんが目に入る

狂気の杏に当て身を
倒れてしまった

今城
‹八雲さんから連絡が
いったい何があったのですか?›

「杏は記憶を取り戻したんだ
全部かわからない
寒河江?
殺したいほど憎んでる
それ以上は杏の秘密に関わるから
僕は話さないよ」

今城
‹取り敢えず病院へ
鎮静剤を
また暴れて当て身なんて
私も困ります›

「仕方が無いです
杏は⋯」

雅貴は杏を抱きしめ
必死に涙を堪えていた

“苦しい?
誰にも邪魔はさせないから
杏が望むなら
僕は殺人者にもなる

そして杏の憎しみは
僕にも伝わった

だから叶えてあげる
一緒に
僕も一緒に⋯”


┈┈❁┈┈┈┈┈┈❁┈┈┈┈┈┈❁┈┈┈

急ぎ八雲は病院に

まるで留学から帰ってきた頃の様に
思い詰めている雅貴
藤井さんに何があったのだ?

今城
«藤井さんの記憶が
戻ったらしいです
酷く暴れて
坪倉さんでも手がつけられず
当て身を打ちました
今は
鎮静剤で寝てもらっています»




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