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Laziness と Hard working
第25章 対面
“私は
もう杏ちゃんに会えないです
父のした事が
あまりに酷すぎて
お詫びなんて
謝っても許してもらえないの”
床に座りこんでしまった
“⋯うぅぅ⋯っ⋯
⋯杏ちゃん⋯ごめんなさい⋯私⋯
昔の話しをしたかったの
⋯父が⋯父が⋯家に連れてきた⋯
⋯藤井という男性⋯
⋯とても⋯素敵な人⋯だった⋯
大人の男性⋯一目惚れ⋯したの⋯
⋯杏ちゃんのお父さん⋯
⋯見かける度に⋯ドキドキした⋯
⋯娘が居る⋯聞いた時のショック⋯
あぁ⋯結婚しているんだ⋯
⋯それでも⋯私は⋯藤井さんが⋯
諦められなかった⋯うぅ⋯
⋯父が⋯あの人を⋯殺したんですよね?⋯
許せないんです⋯私は⋯
⋯私は⋯今でも⋯あの⋯
⋯あの人を⋯想っているから⋯
⋯杏ちゃんの⋯お父さん⋯ ⋯
⋯大好きなんです⋯”
八雲は流石に驚いていた
そんな理由があるとは
「今なんて言いました?
寒河江が杏ちゃんの父親を?
殺した!そう言いましたか?」
しまった!
海津さんに言わないように
言っていたのに
ワナワナと震える雅貴
「貴方は
あなた達親子は
どれだけ杏を苦しめるの?
杏がどれだけ苦しんだか
許さない!
許さない!
杏が許しても僕が許さない
出ていってください
杏が目を覚ます前に
今すぐ
出ていって!
僕は何をするかわからない
冷静に話は聞けないから
早く出ていって!
出ていけ!
杏が僕に
なんて言ったか知らないくせに
杏は僕に
私が居なくなれば
みっちゃんは楽になるよね?
雅貴さん
私を殺してほしい
泣きながらそう言うんだ
言いながら笑うんだ
僕に言ってくれたように
みっちゃんはみっちゃんだもん
杏は貴方が大好きなんだ
これ以上
杏を傷つけないで
杏が壊れてしまうよ
もう一度だけ言う
杏を救えるのは貴方だけだ
でも貴方達を僕は許さない
だけど
海津さん貴方しか
杏を楽にしてあげられない
僕が怒りを抑えているのは
杏のためだ
だから今すぐ
そして二度と杏に会わないで」
震える声は雅貴の怒り
杏ちゃんを想う気持ちだけで
堪えている
〖もう良いですか?
後の話はこちらで聞きます
さぁ立って〗

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