この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Laziness と Hard working
第26章 みっちゃんの おもい
美玲
ナンダロウ
私は
そうだ
藤井さんが好きだった
父が連れてきたあの人
杏ちゃんによく似たあの人
だから
杏ちゃんが可愛かった
私も父と変わらない
杏ちゃんを傷つけるだけの存在
私達親子さえ居なければ
杏ちゃんは幸せに暮らせていたんだ
杏ちゃんだけを
杏ちゃんが傷つかないように
坪倉さんが守ってるの?
私も普通に人を好きになりたかった
ただ愛されたかった
杏ちゃん?
父が傷つける事がなかったら
どんな娘だった?
ヤッパリ
みっちゃんはみっちゃん!
そう言ってるよね?
藤井さんが
父に話していた事
真っ直ぐな人だった
杏ちゃんの性格は
お父さん譲りなんだね
杏ちゃん
もう開放されて良いよ
私しか出来ないなら
私が開放してあげるから
誰にも後ろ指を刺されないように
母が私達を養子に出したの
でも私は
恥知らずだった
父は鉄面皮だ
藤井さんの娘と知っていたら
父の手伝いはしなかった
子供ながらに
私は
藤井さんが大好きだったから
生きる価値もない
藤井さん
父を許さないでください
あなたの大切な人を
今も苦しめている
でももう終わりにしますから
私が貴方の代わりに
父を説得します
必ず約束します
杏ちゃんのパパ
貴方が好きでした
貴方のお嬢さんが大好きです
だから
私が
全てを終わらせます

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


