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オカシ屋サン
第7章 苺大福②

「イッたんですか?すごいですね……。乳首だけで達っせられるなんて厭らしい……」

「ア゛…!?‥‥ぁ‥!!」

「まさに下衆な男どもの理想ですよ」

「‥ひぃヤ‥ッ‥…ア゛ア‥‥!!」

大きく見開いた目の上で、パチン、パチンと瞼だけが動いている。鈍器に殴られたように思考が止まった顔……。それか、血潮が逆流して本当に心臓が壊れたのか。

心配になって乳首をぐりぐりと弄ってあげると、固まっていた顔が悲鳴とともに歪んだからひと安心。

「生きていますか?」

「ああっ…やめ‥!」

「まだまだ。もっと気持ち良くなれますよ」

片方を指ではさみ、もう片方に向かって舌をチラつかせる。

「栗立った白肌の頂上で果実が震えている…。大福からのぞく苺の実そっくりですね…フフ。噛んだら紅い果汁が飛び出しますか」

「‥ヤァっ…‥痛‥‥‥やめ‥‥//」

「おやおや…──なんて甘い声でしょう、…フ」

「噛まない…で‥…ッ‥‥// はぁっ
…ビンカン‥すぎるの‥‥!!…‥ソンナ‥
‥ッ─そんなふうに‥…しないでぇ‥‥!!」

可愛らしい色の肉粒に意地悪く歯を立てれば、果汁の代わりに艶めいた喘声が溢れ出した。

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