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オカシ屋サン
第2章 ホワイトチョコドーム①
──…
鴨川河畔にほど近い、歴史あるキャンパス。
今、僕がいるのはとある私立大学の校舎の中で、…と言っても学生として勉強しに来ているわけじゃない。
まぁ僕、実年齢の二十八より若く見られることが多いから? 学生だってことにしといてもバレないだろうけれど。
これでも立派に、働く大人なわけでして。
そんな僕が大学にいる理由は、ここで今回のターゲットと接触するためです。
何のターゲットかって?
ああ…、ま、その説明はおいおい、ね。
──
「相席しても構いませんか?」
「え…」
さて、仕事の時間だ。
校内の学生レストラン。カウンターに座って昼食をとっているこの女学生がターゲットです。